2025年6月29日(日) : 「えっ、畳にスリッパ⁉」内見でやりがちなNG行動に注意を
- (2025年6月29日(日) 午前10時2分51秒 更新)
「えっ、畳にスリッパ⁉」内見でやりがちなNG行動に注意を
昔、あるお客様から「あの家、気に入ったから買いたい」と言われたことがあります。
でも――残念ながら、そのお家の売主様から返ってきた言葉は「すみません。あの方にはちょっと…」でした。
理由を聞くと、「畳の部屋にスリッパのまま上がってたでしょ?大切にしてた部屋なのに」とのこと。
……はい。これは実際にあったお話です。
■ 内見は“見学”でも、売主さんにとっては“お披露目”
買主様にとって内見は、あくまで「検討中」の段階かもしれません。
でも、売主様にとっては「大切に暮らしてきた家」を見てもらう、ちょっと特別な時間。
第一印象って、やっぱり大事なんです。
■ 畳にスリッパで上がるのはNGです
畳は靴下か裸足が基本。
スリッパで上がると「この人、常識がないのでは?」と感じてしまう方も。
家の状態よりもマナーに意識が向いてしまって、せっかくのご縁が遠のくこともあるんです。
■「買いたい!」の気持ちがあっても、売主様がNOなら売れないことも
実は、不動産の売買って「金額」だけでは決まりません。
売主様の気持ちも大事です。
「この人に住んでもらいたいな」と思ってもらえることが、スムーズな契約につながります。
■ 常識的なマナーが“いいご縁”を引き寄せます
・靴の脱ぎ方や置き方
- 室内での話し声のトーン
- 勝手に引き戸を開けないなどの配慮
ちょっとしたことですが、印象がまったく違ってきます。まとめ
内見時は「買うかどうか決まっていないから自由に見ていい」ではなく、
“この家の持ち主に敬意をもって見させてもらう”という気持ちが大切です。ご縁をつかむ第一歩は、「常識的なふるまい」から。
実は、不動産も“人と人とのご縁”なんです。