2025年6月15日(日) : 【新築住宅の「基礎工事」って、昔より早くなってない?】
- (2025年6月15日(日) 午前11時18分18秒 更新)
【新築住宅の「基礎工事」って、昔より早くなってない?】
~早くても大丈夫?その理由と現代の保証制度~
「えっ、もう土台を組んでるの?」
新築現場を見に行って、そう驚かれたことはありませんか?
昔の家づくりでは、基礎工事のコンクリートを打ったあと、しっかり乾燥させて強度が出るまで「一週間以上」待ってから、土台を組み始めるのが一般的でした。
でも、最近の現場では――
翌日や2日後には、もう次の工程に入っていることも珍しくありません。
「え、大丈夫なの?」と感じる方もいらっしゃると思いますが、実はここには【建材の進化】と【制度の変化】が関係しています。
現在では、コンクリートの品質が大きく向上しており、初期強度の立ち上がりも早くなっています。
加えて、**建築基準法や第三者機関による検査体制、そして新築住宅には10年保証(住宅瑕疵担保責任保険)**もついています。
つまり、昔の常識とは違ってきているわけです。
もちろん、じっくり時間をかける工法も悪いことではありませんが、「早く進んでいる=手抜き」という考えは、いまや少しズレているかもしれません。
家づくりの現場は進化しています。
気になる方は、「何を使って、どんな工程で進めているか?」をしっかり確認することが大切です。
納得できる説明をしてくれる建築会社なら、信頼して大丈夫ですよ。