マンションを購入するとき、「駅近」「日当たり良好」「間取り」「価格」などを重視する方が多いと思います。
しかし、実は見落としがちなのが『管理規約』の存在です。

たとえば――

• ペットは飼えるのか（大きさや頭数の制限も要確認）

• 駐車場は機械式？空きはあるのか

• 自転車の置き場所にルールはあるか

• ゴミ出しは曜日ごと？時間指定がある？

これらは日々の暮らしに直結する大切なルールですが、意外と「契約直前」に初めて説明されることも多く、
「えっ、そんなの知らなかった…」となるケースもあるのです。

なぜこんなことが起きるのか？
その理由の一つが「媒介契約の種類」にあります。

専任媒介かどうかで、得られる情報に差が出る

売主が専任媒介契約を結んでいる不動産会社は、売主と直接やり取りしているため、
管理規約や使用細則、ペットの可否や駐車場の現状など、購入前に知りたいリアルな情報に強いのが特徴です。

一方で、レインズなどの物件共有サイトを経由して流通している物件（＝専任ではない場合）は、
案内をする業者側が細かなルールまで把握しきれず、確認に時間がかかったり、説明が後回しになることも。

後悔しないマンション購入のために

マンション購入では、「契約前の情報収集」がカギを握ります。
できれば、専任媒介で管理規約までしっかり把握している不動産会社と相談することをおすすめします。

気になる物件があったら、「ペットOKですか？」「ゴミ出しはどうなっていますか？」と、遠慮なく聞いてみてください。
それが、買ったあとに後悔しないコツです。