2025年7月3日(木) : 住宅ローン審査、思わぬ落とし穴とは?
- (2025年7月3日(木) 午前10時8分55秒 更新)
住宅ローン審査、思わぬ落とし穴とは?
― スマホの分割払いが影響するって知ってましたか? ―
「えっ?スマホの分割払いって…ローン扱いなの?」
そんな風に思った方、要注意です。
実は、住宅ローンの審査では、携帯電話の本体代金の分割払いや、車のローンの延滞事故なども、しっかりチェックされます。
それが原因で審査に落ちてしまう…なんてことも珍しくありません。
奥様が内緒で作ったカードが原因で…?
実際にこんなケースがありました。
あるご夫婦が住宅購入を検討していて、ローンの事前審査を申し込みました。
ところが、ご主人の信用情報に“覚えのない事故歴”が出てきたのです。
調べてみると――
奥様がご主人名義でクレジットカードを作り、そのカードで支払い事故を起こしていたことが判明しました。
もちろん、ご主人にはまったく心当たりがありません。
でも、審査上は「ご主人の事故」として扱われてしまい、住宅ローンは否決。
こういった例は意外と多く、「知らなかった」では済まないのが住宅ローンの世界です。
「事故歴は5年で消える」は本当?
これもよくある誤解です。
「信用情報の事故歴は5年経てば消えるから大丈夫」
と言われることがありますが、内容や登録機関によっては5年を超えて残る場合もあるんです。
中には、完済してから〇年ではなく、延滞状態が解消されてから〇年というルールがある機関も。
つまり、「5年経った=キレイさっぱり」ではないということです。
まとめ:まずは調べることから始めましょう
住宅ローンの審査前には、「信用情報」の確認をおすすめします。
「CIC(シー・アイ・シー)」や「JICC(日本信用情報機構)」などで、
ご自身の信用情報を簡単に取り寄せることができます。
「自分は大丈夫」と思っていても、知らない間に名前を使われていたり、
過去の支払いミスが残っていたりすることも。
一生に一度のマイホーム購入。
審査でつまずかないように、事前の準備がとても大切です。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
「話すだけでも気持ちが明るくなりますよ」(^^)