2025年6月27日(金) : 「え?そんなに細かく説明されるの?」 ~不動産購入前に受ける“重要事項説明”とは~
- (2025年6月27日(金) 午後0時37分19秒 更新)
「え?そんなに細かく説明されるの?」 ~不動産購入前に受ける“重要事項説明”とは~
こんにちは、いい家見つかる不動産屋さんの角田です。
「説明書とか読むの苦手で、家電はいつも感覚で使ってます」っていう方、正直に言って…私もです。
でも、家の購入はそうはいきません。感覚でポチッと買うわけにはいかない大きな買い物。
そのためにあるのが「重要事項説明」、通称“重説(じゅうせつ)”。
…でも、「なんかよくわかんないし、ただ聞くだけでしょ?」と思ってる方、
ちょっと待ってください。
■「重要事項説明」ってそもそも何?
家を買う前に、不動産会社(宅建士)が「物件や取引に関する重要なこと」を説明する手続きです。
これは法律で定められている義務で、
聞かずに契約をしてしまうことはできません。
■どんなことが説明されるの?
ざっくり言うと、以下のような内容です。
物件の権利関係(所有者は誰か、抵当権が付いているか)
都市計画や用途地域(どんな地域で、将来建て替え可能か)
道路や接道状況(建築基準法上の道にちゃんと接しているか)
設備の状況(水道・ガス・排水・雨水の処理など)
管理費や修繕積立金の有無(マンションの場合)
契約解除や違約金について
などなど…
契約後に「聞いてなかった!」とならないように、必要な情報が詰まった説明です。
■どんな形式で行われるの?
一般的には、宅地建物取引士(宅建士)が対面またはオンラインで、書面を使いながら説明します。
聞き流すのではなく、わからないところは遠慮せず質問するのが大事。
【まとめ:買主さんに伝えたいこと】
重要事項説明は、「不動産版の取扱説明書+契約の前提条件確認」のようなものです。
ちょっと長くて眠くなりそうですが、実はあなたを守る大切なステップなんです。
当社では、難しい言葉もわかりやすくかみ砕いて説明しています。
「これってどういう意味?」という質問、大歓迎です。
不安や疑問があれば、話すだけでも気持ちが明るくなるかもしれませんよ~
お気軽におしゃべりに来てくださいね。
ちなみに、私が不動産業界に努めた頃は、重要事項説明書は手書きで、B4サイズ1~2枚程度でした。今は、A4サイズで10ページ近いです。