2025年6月13日(金) : 【地盤の弱い地域の見分け方】プロじゃなくてもできる⁉ ブロック塀に注目!
- (2025年6月13日(金) 午前10時12分4秒 更新)
【地盤の弱い地域の見分け方】プロじゃなくてもできる⁉ ブロック塀に注目!
こんにちは。
船橋市を拠点に活動している「いい家見つかる不動産屋さん合同会社」の角田です。
不動産歴30年になる私ですが、いまだに雨の日に現地確認に行って靴がドロドロになることもあります…。
「今日は白いスニーカー履かなきゃよかった…」と心の中で反省しつつも、それが地盤チェックには大事だったりするんですよね。
さて、今回は**「地盤の弱いエリアを見分けるポイント」**について、買主様向けにお話しします。
◆ 最近の住宅は“地盤改良済み”が多い
注文住宅や分譲住宅では、建築前に地盤調査を行い、必要があれば“地盤改良”をするのが今や当たり前になっています。
そのため、家自体が傾いているとか、建物のゆがみといったものは、見た目ではほとんど分からなくなっています。
なので、「あ、この家しっかりしてるな」と感じても、地盤が“強い”という根拠にはならないんです。
◆ 外構(ブロック塀やフェンス)に注目!
実は、地盤の良し悪しが見えやすいのが「外構(がいこう)」です。
ブロック塀やフェンス、門柱などは、建物ほどしっかりと基礎を打たないことも多く、地盤が弱いと歪みや傾きが出やすいのです。
たとえばこんな状態、見たことありませんか?
ブロック塀がほんのり“前のめり”
フェンスの柱が微妙に斜め
門柱の割れやヒビ
こうした症状が複数の家で見られるエリアは、昔からの低湿地や埋立地の可能性があるかもしれません。
他にも、電柱にも注目すべきです。
◆ プロはこんな風に見ています
ちなみに私たち不動産屋は、現地調査に行ったとき、
側溝の水の流れ方
周辺道路のひび割れ方
雨が降ったあとの“水たまり”の場所
なども見ています。
……でも、たまに夢中になりすぎて、側溝に足を突っ込んだこともあります(←リアルな失敗談)。
◆ 調べる方法は他にもある
もちろん、地盤サポートマップ(国交省のハザードマップ)など、公的なデータを確認するのも非常に有効です。
ただし、見た目から得られる“ちょっとした違和感”が、あとで大きな安心につながることもあるんです。
◆ まとめ:こんな方はぜひご相談を
〇〇町や△△台あたりって地盤は大丈夫?
外構が少し傾いてる物件があったけど、問題ある?
過去に液状化したエリアはどこ?
といった「ちょっと聞きにくいこと」も、おしゃべりついでにお話しできますよ。
話すだけでも、気持ちが明るくなるかもしれません。
📞 お気軽に「047-332-5775」までお電話ください。
「聞いてみてよかった」と思っていただけるよう、できるだけ分かりやすくご案内します。